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御前酒のまにゃあ!


岡山県北の造り酒屋 御前酒蔵元が日々の出来事をいろいろと・・・
by gozenshu
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ゴマンエツ

昨今、清酒業界では様々な形状や色の瓶を見かけるようになりました。今までは所謂、「酒瓶」タイプの1.8ℓ・720mlが主流でしたが、少量化が進み300ml・270ml・180ml、100mlなんてサイズの瓶も見られます。
その形状も様々で、デザイン性の高いスリムな物や球型の物なんかもあります。逆に明治初期辺りのレトロ瓶なんかも注目されてます。
これも一つ若い女性の清酒の消費が増えた背景もあるのでしょうか。時代の流れです。

ここで御前酒が昔、使用していた瓶を紹介致します。
清酒が瓶に入れられる様になったのが明治元年。それまでは陶器のカメや木樽が主流でしたのでそれは革命的だったでしょうね。
瓶色も見ての通り青一色。当時の硝子はこの色しか無かったのか、どうかは定かではないですが、紫外線が及ぼす品質の劣化うんぬんは当時はまだ関係なかったのでしょうね。
ゴマンエツ_c0110786_16243821.jpg

この中で一つ違和感を感じた方がおられたらかなりの御前酒フリークですよ!
向かって一番左の瓶...なにやら見慣れぬ名前が...

アップ!!!
ゴマンエツ_c0110786_16524486.jpg

萬悦!~マンエツ~
実はこの「萬悦」は御前酒の前身ブランドなのです。創業当時1804年から戦後辺りまでこの「萬悦」は地元ののんべえ達に愛されていた酒。
そして大衆の酒「萬悦」に対して”贅沢な酒”の位置づけで1868年に生まれたのが「御前酒」なのです。
ヨロズヨロコブ...なんともナイスな名前ですね。

そしてラベルの横に記されている「名聲布四海」 ~名声、四海に布く~
その名声が世界中に広まりますように...
世界中の人々に飲まれますように...

この気持ちを忘れずに大切に、当蔵元はこれからも酒を醸していきたいと思います。

by SOICHIRO
by gozenshu | 2007-04-17 17:29
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